約1年にわたって受講してきた産業カウンセラー養成講座を修了しました。
産業カウンセラーは『メンタルヘルス対策への支援』『キャリア形成への支援』『職場における人間関係開発・職場環境改善への支援』が活動領域で、社会保険労務士ととても良く似ています。社労士として快適な職場環境づくりを仕組みづくりやコンサルティングで支援するだけでなく、メンタル不調などで困っている人に直接的な支援ができるのではないかと考えて受講を決意しました。
カウンセラーって、人の話を聞いたり、何かアドバイスをする仕事だと思っていたので、講座を受講してみて、その奥深さに初めはただただ戸惑いの連続でした。
傾聴をはじめとしたカウンセリング技法を学び、16回にわたる面接実習でカウンセラー・クライアント双方の立場で実習を重ね、自宅ではたくさんの課題をこなして自分の内面と向き合う日々・・・。信頼できる人間関係の下で自分の話を聴いてもらい、ありのままを受け止めてもらうことが、心の状態を改善する『カウンセリングの力』を体感することができました。
来年1月の試験をクリアしないと、産業カウンセラーとなることはできませんが、共に学んできた仲間とともに頑張っていきたいと思います。

来年度の産業カウンセラー養成講座は2020年1月開講。
ご興味のある方は11月14日(木)に産業カウンセラー協会の公開講座が開催されるので、受講してみると面白いですよ!